Model course
≪屋外彫刻コース≫
碧南市内にある屋外彫刻をめぐる旅です。
1
【作】小田 襄
土と水、そして炎の中を通って形造られた歴史的な碧南の素材(瓦)と現代の金属―ステンレス鋼によりこの作品は構築されました。
研磨され鏡面化したステンレス鋼は、周囲の光景を映し出し、見る者も含み、ある現実世界の認識を超え、にぶく光りもの云わぬ銀灰色の瓦素材と対座しながら、それぞれゆっくり曲面が連続して過去・現在・未来を通って行きます…
【住所】碧南中央駅前
2
あゆみ
【住所】愛知県碧南市松本町28
3
奏でる
【住所】愛知県碧南市松本町28
4
鶴
【住所】愛知県碧南市松本町28
5
【作】佐藤 忠良
透明な色彩さえ感じさせるヘキナンという響きが私の中を去来し、デッサンを重ねながら、一人の女性像にそんな思いを託そうと試み続けた作品。
【住所】愛知県碧南市源氏神明町4番地
6
【作】加藤 昭男
バッタを追いかけた少年の頃、自然は身近なものであった、私達は、めっきり自然とのふれあいが少なくなった、ふたたび緑豊かで小鳥、昆虫などと共存できる環境を取り戻したいとの願いを込めながら制作。
作品はなだらかに隆起する芝生の築山の上に配置され、その築山と作品は道を隔てた長富公園の築山に呼応し、全体が一つとなって、彫刻作品のための…
【住所】碧南市棚尾小学校正門前広場
7
【作】鈴木 実
街の一隅に、私の木彫がたつ。
周りには、樹があり、木の家があり、木の塀がある。
同じ木なのに、私の手にかかった木の彫刻は、周りを一変するなにかがある。
そうありたいと思ってつくってきた。
人はその中で、しばし、日常を忘れてくれるかもしれない。
【住所】碧南市日進ポケット広場
8
【作】向井 良吉
碧南、なんと美しい名前であることか。
私がこの街に設置される彫刻のテーマを選ぼうとしたとき、真先に浮かんだのがこの文字である。
それは燐々と輝く太陽と、碧い海と果てしないロマンの香りに包まれた明るい未来なのである。
【住所】芸文ホール前
9
【作】下川 昭宣
「夏引」は鎌倉時代にいた名牛の名を借りたもので、夏を引いてくる程の力強さが感じられる。
【住所】川口公園
10
【作】黒川 晃彦
私はここ数年、ベンチに座った人物像を造ってきました。その彫刻はそれ自体では完成していないと思っています。
そのベンチに人々が座って、彫刻と同じ空間を共有する時に、私の彫刻は完成するのです。
これまで横に拡大する意識を持って作品を造りましたが、碧南では求心的なものをつくりたく思いました。
設置される場所の条件もありますが何か…
【住所】千福ポケット広場
11
【作】柳原 義達
鳩は美しい。
毎日の日課になっている私の素描のときは、嬉しさに身ごとよろこんでくれる。
私の鳩は孔雀鳩で、その感動は白に光り、そしてゆれ動く。
あるときは、一本の足に、不思議な身動きの安定を求め、あるときは両足にヒロイックなポーズを乗せる。
この籠の鳥は、私のそのときどきの意志の方向に姿をかえさせられる。
あるときは風…
【住所】〒447-0847 愛知県碧南市音羽町1丁目1 碧南市藤井達吉現代美術館 サンクンガーデン
【電話】0566-48-6602
12
【作】福田 繁雄
二枚の金属板は、それぞれ男性と女性、いわゆる私たち人間を象徴している。
その二つが上空で力強くジョイントされている。
バランスのとれた単純な構造の中に、私たちの健康な未来と明るい夢を表現したモニュメント。
【住所】碧南市臨海公園野球場前
13
【作】国島 征二
4つの石の丸いフレームはさまざまな角度から風景を取り込み、風を感じさせ、自然の中にとけこむ。
人々は石にふれ、彫刻にかかわる。そして自然とのかかわりをもちながら時間を経て作品は完成する。
【住所】下山公園
14
【作】加藤 知彦
かわいい蛙を手のひらに乗せて遊ぶ幼児、ジッと見つめる無心の世界には小さな生き物のかすかな動きさえ新鮮に反応する。
自然への憧憬、それは純粋なよろこびであり、おおいなる感動。
水辺では、ほほえましいカルガモ親子ののどかな風景。私たちは、いつも自然との対話の精神を大切にしたい。
雨池公園は土地区画整理事業の完工記念碑であり、児…
【住所】雨池公園
15
【作】松本光司
過去・現在・未来へと絶えることのない時の現象(時空間)と風のイメージを重ね、自然と科学の望ましい調和の姿を意図した作品。
三対の車は、衣浦東部浄化センターが通水する三市を象徴し、その浄化機能が豊な自然の保持と快適な生活環境を、より広域名地域へ波及し21世紀のよりよい水環境の実現を期待し形象化した。
【住所】衣浦東部浄化センター前
16
【作】カレン・ストッカー
砂の中で2人の子供がいっしょに遊んだひと夏の思い出の作品。海浜水族館入口付近に展示
【住所】海浜水族館前
17
【作】チャールズ・ウォーゼン
人工的なものと有機的なものの組み合わせ(さびた鉄は人工的で彫刻の形は有機的)。
碧南の工業的な感じと農業的な感じを反映している。港南緑地公園から移動してきたらしく、銘板がない上、水族館の西側通路にあるので場所がわかりにくい。
【住所】海浜水族館前
18
【作】張琪
自然な力と人間の勤勉な力を表現し、碧南の風景を抽象的かつ冷静に描写。
彫刻の型から鑑賞者に再創造の可能性を考えてもらう。
港南緑地から移動してきたため、水族館西側の通路の茂みの中に展示してある。
【住所】海浜水族館前
19
【作】エルザベス・マクダウェル
海にいるさまざまな生命と、生命が生み出すものへの賛美。海を女性としてのイメージから作成
【住所】海浜水族館前
20
【作】石川博章
緑地公園にあるということを考慮して、子供達に捧げる彫刻遊具。
子供たちが彫刻の中に入り込み、駆け回って完成となる。
【住所】碧南緑地
21
【作】山本正道
題名の通り、いぶし銀色をした正方形の瓦を敷きつめた起伏のある大地の上に、その大地と一体感をなす形で丸い樹と少女、そして切り株を配してみた。
俯き加減に前方を向く少女は遠い日、帰り道で路傍の石に腰を下ろして小鳥のさえずりや木々の間を吹き抜けてゆく風の音に耳を傾けていた記憶の中の少女の姿を頭に描いて表わしてみたものだ。
【住所】碧南市新川公民館前
22
【作】環境造形Q
ロータリーの機能を考慮しながら、フラットな広場をつくることをめざし、渦巻状に石を配列した。
渦巻は、宇宙を象徴する形であり、また生命のシンボルでもある。
ひとつひとつの自然石がもつ自由なフォルムが、見る人の気持ちをやわらげるだろう。
自然石は一部磨かれて真新しい素地をあらわし、光を受けて輝く。
視点をうつすことによってさ…
【住所】碧南市民病院前ロータリー
23
【作】多田美波
海に面し、川と湖に親しんで来た碧南市は、何と水に恵まれたまちでしょう。
特にこの公園には、毎年美しく花を咲かせてくれます。
たゆみなくさざなみを立てつヽ、輝く太陽の光と、尽きない水の恵みを送り続け、何時迄も幸せを育くんでくれる、美しい水を讃えて、形にしました。
【住所】碧南市油ヶ渕遊園地